8月21日(金)佐賀市で生成AI講座を開催。「AIは気になるけど、何から手をつければ…」という佐賀のあなたへ。
公益財団法人佐賀県産業振興機構 さが産業ミライ創造ベース(RYO-FU BASE)が主催する「UNDERLINE」というプログラムの、ビジネス基礎講座 第2回。テーマは「『生産性』を革命する!AIを味方につける業務爆速化とアウトプット最大化戦略」です。
8月21日(金)佐賀市で生成AIの講座に登壇します。
参加費は無料。定員は30名。オンラインでも参加できます。
告知だけなら1行で済むのですが、この記事では「なぜこの講座をやるのか」「3時間で何を持ち帰ってほしいのか」を、少し丁寧に書かせてください。佐賀でのAI活用に少しでも関心がある方に、届いてくれたら嬉しいです。
佐賀で一番よく聞く言葉は「気になってはいるんです」
AIの研修や伴走支援をさせていただくようになってから、ありがたいことに毎日のようにどこかで誰かとAIの話をしています。
その中で圧倒的に多いのが、この言葉です。
「AI、気になってはいるんです」
そのあとに続くのは、だいたい次のどれかです。
・とりあえずアカウントは作った。でも1回使って閉じたまま。
・ニュースで見て焦っている。でも何から始めればいいか分からない。
・若い社員が使っているらしい。でも自分が分かっていないから任せきりになっている。
・一度触ってみたけど、期待した答えが返ってこなくてやめた。
これ、全部すごく健全な反応だと思っています。だって、誰も教えてくれていないんですから。
車の運転を教わらずに高速道路に乗れと言われたら、誰だって怖い。AIも同じで、「使い方」ではなく「最初の一歩の置き方」を誰かに一度見せてもらうだけで、景色がガラッと変わります。
AIが使えない理由は、たいてい「腕前」の問題ではない
研修の現場で何度も見てきたことがあります。
うまくいかない人と、いきなり自走を始める人の差は、AIの知識量ではありません。「自分が何に困っているか」を言葉にできているかどうか、ただそれだけです。
たとえば「議事録を作って」とAIに頼むと、まあまあの議事録が返ってきます。でもそれを自社でそのまま使えることは、ほぼありません。
一方で、「毎週金曜の営業会議の議事録を作りたい。読むのは翌週訪問する営業3人。知りたいのは決まったことと、誰が何をいつまでにやるか。この2つだけ箇条書きで、他は要らない」と頼むと、いきなり使えるものが出てきます。
違いは、AIへの指示のうまさではありません。自分の困りごとの解像度です。
だから講座では、テクニックの前に、ここから一緒にやります。
3時間で持ち帰っていただきたい3つのこと
1つ目は、自分の仕事の中で「AIに渡せる作業」を見つける目です。
全部をAIにやらせようとすると、必ず失敗します。逆に、「これは渡せる、これは自分がやるべき」の線が引けるようになると、その日から使えます。この線引きの感覚を、一緒に手を動かしながらつかんでいただきます。
2つ目は、明日から使える具体的な型です。
抽象的な理解だけ持ち帰っても、月曜には忘れています。だから、その場で自分の業務を題材にした指示文を作ってお持ち帰りいただくことを大事にしています。1つでも「これは毎週使える」というものができたら、その日の3時間は元が取れたと思っています。
3つ目は、これが一番お伝えしたいことですが、「AIで浮いた時間を何に使うか」という問いです。
生成AIの話は、放っておくと「作業が速くなった」で終わります。それはそれで素晴らしいのですが、本当におもしろいのはその先です。浮いた1時間を、企画を考える時間に使うのか、お客さんに会う時間に使うのか、家族と過ごす時間に使うのか。ここを決めていないと、浮いた時間はいつのまにか別の作業で埋まります。
だからこの講座では、効率化の話だけで終わらせたくないと思っています。
「生産性」の話が、なぜ挑戦の話になるのか
この講座はUNDERLINEというプログラムの一部で、第1回(7月24日)のテーマは「『原動力』を形にする!自己理解によるアイデンティティ設計とビジョン構築」でした。なぜ自分が挑戦するのか、という軸を明確にする回です。
そして第2回が、生成AIによる生産性の回。
この順番、私はすごく良いなと思っています。
やりたいことが見えても、時間がなければ動けません。多くの人が挑戦を諦める理由は、情熱の不足ではなく、単純に手が足りないことです。本業があって、家族がいて、その上で新しいことをやろうとすれば、時間の問題に必ずぶつかります。
生成AIは、そこをこじ開ける道具です。
上手い人の代わりになる道具ではなく、これまで手を挙げられなかった人が手を挙げられるようになる道具。私はそう捉えています。だから「AIを学ぶ講座」というより、「やりたいことに使える時間をつくる講座」だと思って準備しています。
こんな方に来ていただきたいです
・副業や起業を考えているけれど、時間が足りなくて動けていない方
・会社でAI活用を任されたものの、何から手をつけるか分からない方
・地域で新しいプロジェクトを立ち上げたい方
・一度AIを触ってやめてしまった方(むしろ大歓迎です)
・学生さんで、社会に出る前にAIを使い慣れておきたい方
・佐賀でのAI活用に興味はあるけれど、周りに話せる相手がいない方
RYO-FU BASEの案内でも、学生・社会人を問わず幅広い方が参加できるとされています。実際、これまでの研修でも、学生さんと社会人の方が混ざった場は本当におもしろくなります。若い方の発想と、社会人の方の実現力が、AIを介して噛み合う瞬間があるんです。
逆に、「もうバリバリ使いこなしている」という方には、少し物足りない内容になるかもしれません。そこは正直にお伝えしておきます。
一人で始めるより、同じ日に同じ話を聞いた人がいるほうが続く
これは研修をやってきて一番強く感じていることです。
AIの学習が続く人には、共通点があります。相談できる相手がいることです。
一人で始めると、詰まった瞬間に終わります。「思ったのと違う答えが返ってきた」で止まってしまう。でも「あれ、こういうときどうしてます?」と聞ける相手が一人いるだけで、驚くほど続きます。
その日その場に集まった方は、少なくとも同じ話を聞いた仲間です。この講座はUNDERLINEプログラムの入口という位置づけで、終了後は目指す方向性に応じて副業・ソーシャルビジネス・スタートアップの各専門ゼミへ進める設計になっているとのこと。学んで終わりにしない環境が用意されているのは、本当にありがたいことだと思います。
3時間で人生は変わりません。でも、次に進む道が見える3時間にはできると思っています。
開催概要
講座名:第2回 ビジネス基礎講座「『生産性』を革命する!AIを味方につける業務爆速化とアウトプット最大化戦略」
日時:2026年8月21日(金)15時00分〜18時00分
会場:MAIC SAGA(佐賀市)、およびオンライン
参加費:無料
定員:30名
主催:公益財団法人佐賀県産業振興機構 さが産業ミライ創造ベース(RYO-FU BASE)
詳細・お申込みはUNDERLINE公式サイトから。
https://underline-saga.jp/20260601-2-2/
講座の全体像は、RYO-FU BASEのお知らせページに掲載されています。
https://saga-startup-ecosystem.com/news/xx9wkzh6udn
会場参加でもオンライン参加でも大丈夫ですが、もし予定が合うなら会場をおすすめします。隣の人がどう詰まっているかが見えるのは、オンラインでは得にくい体験なので。
PCがあればその場で手を動かせますので、お持ちいただけると当日の時間を有効に使えると思います(持ち物の指定は主催者の案内をご確認ください)。「まだアカウントも作っていない」という方も、それはそれで構いません。そこから始めるのが一番正しい順番です。
最後に
AIの話をしていて一番うれしいのは、「え、これでいいんですか」と拍子抜けされる瞬間です。
難しいものだと思って構えていた人が、あ、こんなに普通に喋っていいんだと気づいた瞬間、表情が変わります。あの顔を見るために研修をやっているようなところがあります。
8月21日、その顔になっていただけるよう準備してお待ちしています。
佐賀でAIに興味を持っている方、まだ何も分かっていない方も、ぜひ。定員30名なので、気になった方はお早めにどうぞ。
私たちトレジャーフットAIは、佐賀に九州支店を置いて、企業や自治体、地域コミュニティのAI活用を研修と実務伴走の両面からお手伝いしています。佐賀のAI活用がもっと当たり前になって、このまちの宝がもっと世に出ていく。そんな景色を見たいと思って、この仕事をしています。
講座の日以外でも、佐賀でAI活用の話をしたい方はいつでも声をかけてください。
会場でお会いできるのを楽しみにしています。
